集落を通り越して心細くなるような山道をひたすら走る、
カーブを繰り返した後対岸に見えてくる「つむじくらの滝」 
辿り着くまでの時間も決して嫌いではない。が、日没後の
帰り道は「往きはよいよい帰りは怖い」と思わず口ずさんで
しまいそうなほど真っ暗である。

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